
実質賃金、8か月連続マイナス
皆様こんにちは。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
気になる記事がございましたので、ご紹介させて頂きます。
以下、2025年10月9日の日経新聞電子版より一部抜粋
8月実質賃金、8カ月連続マイナス 1.4%減、食品値上げ響く
厚生労働省が8日発表した8月の実質賃金は前年同月比で1.4%減少した。8カ月連続のマイナスとなり、名目賃金の伸びを物価上昇が上回る状況が続く。食料品では人件費を反映させた値上げも増えており、過去の賃上げが高い物価上昇率の要因となり、実質賃金がプラスにならない一因となっている。
いかがでしょうか。
私たちの「実質賃金」は物価上昇に追いつかず、現金や預金だけでは資産が目減りしていく時代です。
このインフレ時代を生き抜くための有効な手段の一つが、不動産投資です。
なぜ不動産が「インフレに強い」と言われるのか、その理由を簡潔にご紹介します。
1. 家賃と資産価値がインフレに連動する
インフレは、モノの価値が上がり、お金の価値が下がる現象です。この物価上昇は、不動産においては追い風となります。
物価の上昇に伴い、一般的に家賃水準も上昇する傾向があります。実質賃金が目減りする中で、毎月安定した家賃収入がインフレに連動して増えていくのは、大きな強みです。
また、 人件費や建築資材費の上昇は、不動産の再調達価格(建て替え費用)を押し上げ、既存の不動産の資産価値も維持されやすい傾向にあります。
2. 「借金」の価値が目減りする恩恵
不動産投資で利用するローンは、インフレが進むと実質的な価値が目減りします。
不動産という「現物資産」の価値は守られやすい一方、「ローン」の負担は相対的に軽くなります。投資家にとって有利な状況が生まれるのです。
3. 現金だけでは守れない資産を守る
銀行預金は安全ですが、物価上昇に対して無防備です。今回のニュースのように、給与の伸びを物価が上回る状況では、貯蓄しているだけでは資産は実質的に減り続けてしまいます。
土地や建物という「現物資産」である不動産は、価値の基準が「モノ」にあるため、インフレの中でも資産価値を保ちやすい特性を持っています。