2021.11.29
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世界の債務膨張、警戒水準
米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小(テーパリング)を決め、世界で金融政策が正常化に向かいつつある。
一方で、インフレや景気減速への警戒は高まっている。
【世界有数の債権運用会社 ピムコのCIO ダニエル・アイバシン氏に聞いた】
国債利回りは歴史的にみて非常に低く、社債や株式は割高な水準にある。
投資家は今後、過去数年間と同じリターンを得ることが難しくなる可能性を認識すべきだ。
従来と同様の収益や資産価格の上昇を得るために、過剰なリスクを取らないことが重要になる。
場合によっては流動性を諦める。つまり伝統的な債権や株式から、より高い収益を得られ、下落リスクへの備えにもなる投資商品へとシフトする。
例えば、商業用不動産や資産担保融資を含む住宅関連分野への投資が魅力的だ。
こうした商品は実物資産の裏付けがある。
~日本の金融市場について~
日本株、不動産ともに前向きにみている。
親会社のアリアンツの不動産チームを傘下に収め、日本の不動産市場に投資している。
集合住宅や学生寮などに魅力があると考えている。
2021年11月13日(土)日本経済新聞より一部引用