2019.11.08
  不動産投資の市況   不動産投資のノウハウ
「収入は高い方だと思うのですが、お金がたまらなくて」と相談に来たのは、共働きで主婦のKさん(47)。
夫婦の手取り収入は毎月60万円を超え、余剰金も9万円弱出ているのに、現金がたまっていかないそうです。
家族は、会社員の夫(52)とインターナショナルスクールに通う小学2年生の息子の3人。
「遅くにできた子なので、つい甘やかしてしまうし、教育も懸命にしなくてはいけないと考えている」ということで、学費が高いことは譲れないと夫婦ともに考えているそうです。
生活自体もぜいたくをしているつもりはなく、必要なところにお金を支払っているだけで、お金が残らないということを悩んでいます。
毎月残る9万円弱の余剰金は、一旦はためるものの、必要な物への支払いの時期になると使ってしまいます。
夫婦合わせて、年間の手取りで300万円ほどになるボーナスも、その必要なものへの支出で消えてしまう状況です。
そのためKさん夫婦の貯蓄といえる金額は約180万円。老後資金や教育費をためていかなければいけない時期に、この貯蓄額では心もとないものです。
2019年11月3日(日)の日本経済新聞の記事より一部抜粋