2017.11.06

インバウンド需要

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皆さま、こんにちは。

最近インバウンド需要という言葉を頻繁に耳にします。

海外のお客様による日本国内での消費活動の意味ですが、訪日観光客の増加により、国内消費は経済面で大きくプラスの影響を受けています。

オリンピックも控えている日本では、ますますこのインバウンド需要が経済の一つのポイントになりそうです。

本日はこのような記事を見つけましたのでご覧ください。


資生堂は19日、新たな生産拠点として、栃木県大田原市で建設用地を取得したと発表した。
スキンケア製品の製造工場として2019年度の稼働を目指す。

高品質な日本の化粧品は訪日客の人気が高く、工場の新設で中長期的に安定して商品を供給していく狙いだ。

こうした動きは資生堂だけではない。
化粧品やお菓子、栄養ドリンク、紙おむつのほかティッシュまで――。
日本に来る外国人観光客のインバウンド消費は様々な分野に恩恵を与えている。

資生堂が新設する工場は「資生堂那須工場(仮称)」で、スキンケア製品の製造を担い、投資額は約300億~400億円となる。
18年度中に着工を開始する。
既に建設準備を進めている大阪新工場の生産能力も当初の計画から2.1倍に引き上げるという。

9月の大手百貨店5社の売上高(既存店ベース、速報値)はそろって増収となるなど、過去最高ペースで伸びる訪日客の消費は拡大が続く。
堅調に推移するインバウンド消費を積極的に取り込もうと、資生堂のように国内で工場を新設したり増産したりする企業が相次いでいる。

最近の企業の動向をまとめた。


■ネスレ日本

26年ぶりに国内に工場を新設した。
兵庫県姫路市にチョコレート菓子「キットカット」を製造する新工場が8月に稼働を始めた。
日本独自の抹茶味や日本酒味などを展開する日本のキットカットは訪日客の人気も高い。


■カルビー

約75億円を投じて、主力のシリアル食品「フルグラ」の生産棟を京都府に新設する。
2018年に生産能力を4割引き上げ、訪日客に人気の高いフルグラの中国への輸出を本格化する。


■ダイドーグループホールディングス

群馬県館林市にドリンク剤の新工場を2020年までにつくる。
投資額は60億円で、飲料・食品メーカーからの受託生産能力を4割増やす。
訪日外国人に人気の美容ドリンクや栄養ドリンクを製造する。


■ゼリア新薬工業

茨城県にある筑波工場で約23億円を投じて生産ラインを増強する。
訪日客にも人気の健康飲料「ヘパリーゼW」などの供給能力を高める。


■王子ホールディングス・三菱製紙

両社が提携して共同出資会社を立ち上げ、青森県内に50億円を投じて新工場を建設。
ティッシュやトイレットペーパーなどの家庭紙を製造する。訪日外国人の増加で、飲食店や宿泊施設で家庭紙の利用は増えている。


■東レ

17年11月に紙おむつに使う不織布の開発拠点を滋賀県に新設する。
19年度までの3年間で1000億円規模を投じて、紙おむつ材料などの生産能力も高める。


(2017年10月19日 日経新聞 朝刊より 原文ママ)


いかがでしたでしょうか。

このように有名な企業が訪日客向けにコストを割いて工場を新設したり生産性を向上させたりと動きを見せています。

採算が取れないなら巨額の資金を投じはしません。それほどにインバウンド効果は強いものなのでしょう。

経済の動きのひとつひとつ、不動産投資には関わり合いがあります。
インバウンド需要を狙った物件の展開なども弊社では行っております。

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